STORY

コンセプト

レザー・サーカスとは

レザー・サーカス「頂いた命の革を最後の1枚まで使い切るために、私たちにできること」

全国の農作物を荒らす害獣被害により駆除せねばならないシカやイノシシの獣皮を有効資源化し産地活性に取り組む「MATAGIプロジェクト®」から始まった国内唯一の獣皮活用支援事業を軸に、地方の産地と都市の売り場そして消費者の皆さまにエシカルブランドとその製品をつなげてゆく取り組みです。

ネーミングの由来

レザー・サーカス ネーミングの由来“サーカス”には、ふたつの意味を込めています。

  • ひとつは、ヨーロッパなどにある信号機のない丸い交差点のこと
  • ふたつめは、丸いステージを持つ娯楽としてのサーカス

様々な地域や文化が交わりながら共にものづくりができる“場”を作るキードライバーの役割。
そしてその場がスポットの当たる楽しいステージになるように、サークルの古語である“サーカス”でヒト・コト・モノ・マチ・そしてトキをつなぎます。

世界観

赤ちゃんにも安心な素材

自然や地球環境にもやさしいエシカルレザーレザー・サーカス公認レザーはミモザ・アカシアの樹皮(植物タンニン100%)によるラセッテーなめし製法®ですべて鞣(なめ)されています。
クロムや金属系のなめし剤を一切含まないため、肌の敏感な方や赤ちゃんにも安心な天然皮革素材です。
生産時から廃棄時まで安全で、作る人にも使う人にもそして自然や地球環境にもやさしいエシカルレザーです。

STORY

レザー・サーカス事業が生みだされてきた背景

革のなめし工場近年ニュースでも取り上げられている日本各地の害獣被害に対して、平成26年に鳥獣保護法を改正し、環境省や農林水産省、経済産業省の各省庁が害獣対策を行ってきましたが、猟師やマタギなどの人材不足や高齢化により対策が追いていないのが現状です。
農林水産省では、駆除した鹿やイノシシの肉を活用しようとジビエ料理の普及に力を入れてきましたが、皮は依然として廃棄物として扱われていました。
そこで、革のなめし工場である山口産業株式会社(本社所在地:東京都墨田区東墨田/代表:山口明宏)を中心に、2008年よりMATAGIプロジェクト®が始まり、地方のマタギや自治体が駆除した害獣皮を、山口産業に送り、山口産業でラセッテーなめし(独自の植物タンニンなめし法)を施した革を、また地方へと戻し、地方の特産品として活用するという取組みが広がり、2017年現在では全国200箇所以上の拠点が参加するプロジェクトに成長しました。
しかし、駆除されている害獣の総数からすると1%にも満たない実績で、地方によっては、戻ってきた革をうまく特産品として活用することができず、ビジネスとして展開できるほどの規模になっていないことから、結果的に補助金だよりの状況が続いていました。

MATAGIプロジェクトそこで、経済産業省の支援の下「レザー・サーカス」事業をMATAGIプロジェクト®の唯一の出口戦略と位置づけ、害獣皮をビジネス流通にのせ、メイドインジャパンのブランドを生み出していく事業に取組む準備をしてきました。
レザー・サーカス事業では、都市(メーカーや工房)と地方(産地)を繋ぎ、害獣駆除によって排出された革でつくたれた製品は、製品としての価値だけではなく、その製品を購入することで、地域活性化などの社会貢献できるエシカルスピリットを持った「エシカルブランド」として育てていくしくみです。